Album songs：
Album Intro：
RIZE や宇頭巻、smorgas らロック×ヒップホップ・バンドには音楽的側面のみならず、意識の高いアーティストが多いものだが、そのシーンや音楽性そのものには以前ほどの新味はない。が、狭義のシーンを越えて、ロックシーンのレフトフィールドであり続けることを YKZ はこのオリジナル4thアルバムで証明してくれた。なんでもアリの次にくるものは、彼らにとって生音による21世紀のファンクネスであり、この時期 WRENCH らと対バンしてることも納得のグルーヴ強化にブッ飛ばされる。ブラス（ホーンというよりブラス！）を大胆に導入したり、どこか70年代的なサイケなオルガンや、誰も考えつかないようなコード感とカッティングで生まれる異次元感覚は地に足の着いた“HIGH”。
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