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アイビーカラー



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アイビーカラー

君が思い出になる頃

Lyricist:佐竹惇
Composer:佐竹惇

教室の隅一人きり佇んでいるその少女は
窓際照らす光を邪魔そうに小説を読んでて

君の世界に映る僕はおそらく背景みたいなもんだ
だから入り込んでみたくなったシナリオのない物語に

話をしてみたくておどけて近づいてみて
目を合わせてみたんだ
少し照れ笑いを浮かべた君の姿に
ああ僕は落ちやすいのかな時間を止めるように
眩しい光が差し込んだ

ああ騒がしい日々がいま始まろうとしてる
そう意気込んで話をしてみたけど
ああおはようのひとつでも毎日で違うことも
単純じゃないからもっと君を知らなきゃな
何度も何度も前に踏み出した足は
君のとこまで辿りつけなくて

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lalala…

あれからどれくらいか経って大人になった君は少し
笑った顔も増えて茶色く巻いた髪が
よく似合う女の子になってた

長く止まってた物語の
エンドロールは君と腕を組む
スタイルもルックスもいい隣の男の
肩に寄り添ってる君を横目で見送った

ああ騒がしい日々なんて枯れることもなかった
僕がヒーローになれるイベントないまま
ああ最後にひとつだけなんてこともないまま
笑う君を背に歩きだした
いつも以上に足音が響きわたっていた
空を見上げ明日の僕を待つ

lalala…